YARO会 第4回合同練習


フジテレビの取材を受ける

練習日: 200512/3( 土)

〔栗橋町総合文化会館イリスホール


2005年12月日)


 

 第4回目の合同練習は、コール・グランツの地元栗橋町のイリスホールで行った。前日になって急きょフジテレビの特集企画が決まり、練習の合間に取材を受けるなど、ちょっと落ち着かない状況だったが、テレビで紹介していただけるならこのくらいのことは我慢しなければなるまい。さらに取材は次回の練習と本番にも来るし、メンバー個別の取材も予定されている。当分のあいだ騒がしくなるようだ。
 放映されるのは『とくダネ!』という朝の番組。この番組は「事件・事故に芸能も!全部まとめて情報プレゼンショー」が謳い文句、メインキャスターは毒舌で知られる小倉智昭さん。YARO会の紹介は12月21日に『とくダネ!特捜部』コーナーで15分ほど放映される。

 さて、肝心の合同演奏曲『月光とピエロ』の仕上がり状況はどうだろうか。今回は一段とパート内の統一も進み、細かいニュアンスも追求することができた。アンサンブルの精度はかなり高まっているが、まだ課題も残っている。練習後半では暗譜で臨んだが、ほとんどのメンバーがOKであった。やはり、譜面を離せるかどうかは大きなポイントである。もうオンステさせても良いくらいの状態といってはいいすぎだろうか。




 以下に団内指揮者お二人の感想を紹介する。

村上 弘 (ドン・キホーテ)
 大岩先生からは、練習後、「とてもいい方向に仕上がってきている。本番が楽しみだ」とのご発言がありました。ただし、これまでの練習の指示内容をすぐ忘れてしまう、との注意もありました。色々な解釈があるが、極力楽譜のオリジナルの指示を大切に表現していくとも。過去の4回の合同練習通信を再度見直し、本番の『ピエロ』は暗譜なので、今後はみなさんの頭のスコアへの書き込みも忘れずにお願いします。

 

須田信男 (メンネルA.E.C.)
 とくにベースの皆さんは、色々と指摘される項目が多く・練習に割かれた時間も長かったですが、「現状でも結構いいが、さらにもっともっと上をいくための指摘」と受け止めて、ぜひ本番に活かしてもらいたいと思います。
(1) ステージ練習を客席で聴いた印象では、全体に、良く纏まっていて及第点。
(2)
 バランス的には内声が少しおとなしい。トップとセカンドの音色の違いは仕方がない(第一回よりはいい)。トップが浮き気味だが、パートとして整えればOKではないか。ベースは、@フォルテの時に、何人かにビブラートがかかり、個人声が客席でも聞こえる。A低音域は最大にとの大岩先生の指示があるが、力み気味で上ずり、ピッチがずれて唸っている。もっと脱力して低音を出す。B高めのポジション、A〜Cで吠え気味のところが、何点か目立つので、バリトンに譲るとかもっと軽く出すように。
(3) 全体的に、子音が甘い。早い音符、とくに『秩父音頭』の細かい音符の箇所は歌詞をもっとはっきりと! 大型の男声合唱はもっと子音を意識しないとダメ。
(4)
 『秩父音頭』はテンポが早いこともあるが、もう少し余裕が欲しい。